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乳がん検診で要精密検査となったら

乳がん検診で要精密検査となったら
10月 10, 2022adminBreast check

 乳がん検診で異常を指摘され、要精密検査となったときは専門医による詳しい検査をお勧めします。

 検診では1割弱の方が精密検査となりますが、実際に乳がんである方はあまり多くありません。

 もし乳がんであっても、できるだけ早期の段階で発見し、治療を開始することで、乳がんで亡くなる可能性を減らすことが期待できます。

 まずは慌てずに、検診結果をよく見てみましょう。

検診結果の見方

 乳がん検診の結果は、施設によって記載の仕方が異なります。

《検査内容は?》

 視触診、マンモグラフィ、エコー検査など

 検査を受けた年月日、これまでの検診結果の履歴が載っていることも。

《判定は?》 

 判定結果は、異常なし、軽度異常、要経過観察、要精密検査など、検診施設により表現は少し異なりますが、要精密検査であれば、詳しい検査が必要です。

 マンモグラフィで何らかの所見があった場合、左右の別、部位(U, M, Lなど)、「石灰化(カルシウムの沈着)」、「腫瘤(しこりの影)」、「局所的非対称陰影(左右比べると非対称に見えて病変の存在が疑われる影」、「構築の乱れ(乳腺の構造・流れが乱れて見える)」などのコメントが記載されていることがあります。

 エコー検査では、 左右の別、部位(A, B, C, D, Eなど)「腫瘤(しこり)」、「低エコー域(しこりとは言えないが正常の乳腺ともいえない影)」のほか、「嚢胞」、「線維腺腫」などのコメントが記載されていることがあります。

 「カテゴリー」が書いてあることもあります。カテゴリーは、マンモグラフィやエコーの所見を、NPO法人 精中機構(日本乳がん検診精度管理中央機構)が定めた基準に則って判定されます。

  カテゴリー1:異常なし
  カテゴリー2:良性
  カテゴリー3:良性、しかし悪性を否定できず
  カテゴリー4:悪性疑い
  カテゴリー5:悪性

 に分類され、カテゴリー3以上は要精密検査となります。

精密検査はどこで受けられる?

 お近くの、乳腺科、乳腺外科、乳腺外来を標榜している医療機関を受診してください。日本乳癌学会乳腺専門医のいる施設をお勧めします。検診を受けた施設に聞いても良いでしょう。精密検査医療機関あての詳細な検診結果・紹介状のほか、画像データを貰えることがあります。

どのような検査をするの?

 初回は、問診・視触診・マンモグラフィ・エコー検査を行うことが多いです。

 必要に応じ、病理検査(細胞診・針生検など)を追加します。病理検査の結果は後日となります。

 乳がんの検査について>>>

費用について

 乳がん検診後の精密検査は、保険診療となります。かかる費用は、診療・検査内容により異なります。加入している健康保険により1割~3割の自己負担です。

(参考)3割負担の方では、初診でマンモグラフィと乳腺エコーを行うと、3,000~4,000円が目安です。病理検査を行うと、追加で2,000~5,000円程度かかります。

注意してもらいたいこと①

 検診で発見される乳がんには、非浸潤がんをはじめとした初期の乳がんが多く含まれます。

 非浸潤がんは、リンパ節や他の臓器への転移の可能性がほぼなく、手術療法でほぼ完治する非常に予後の良い乳がんです。

 非浸潤がんは、進行が遅いので、命には関わりません。慌てることはないのですが、 画像所見が良性の乳腺疾患と似ていることがあり、区別が難しいことがあります。

 そのため、初回の検査でははっきりせず、経過観察を行っている間に診断がついたり、初診時の検査でははっきりせず、乳房MRI検査、吸引式組織生検などを行うケースがあります。

 検診で引っかかって医療機関を受診されて、今後も定期的な経過観察の指示があった場合は、必ず従ってください。乳がんは最初から典型的な所見を示さないことがあり、経過を追って初めて、あるいはかなり詳細な検査をして初めて、診断がつくこともあるのです。

注意してもらいたいこと②

 「検診でよく引っかかり、『またか』と思いました。」という声はよく聞きます。またか、と思っても必ず精密検査を受けてください。前回とは全く別の異常があった可能性があるからです。このようなケースは、高濃度乳房の方や、乳腺症の方が、マンモグラフィ検診を受けたときに多い印象です。同じ検診施設で継続して受けたり、エコー検査を併用すれば、不要な精査を減らせるかもしれません。当院のような乳腺クリニックでフォローしていくのも良いと思います。

注意してもらいたいこと③

 検診で異常がなくても、もし乳房に変化を感じたら、専門医を受診してください。検診ではすべての乳がんを見つけることはできません。検診の間隔は1~2年ごとですが、その間に診断される乳がんも決して少なくありません。

当院での経験

 当院を受診される方のほとんどは、自覚症状がある方か、他院の検診で要精密検査となった方です。他院で検診後の方を見ると、やはり、検診で発見される乳がんは早期の方がほとんどです。

 開業して間もなく3年になりますので、当院での検診のデータもまとめることが出来れば、報告させていただきます。

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