乳房にしこりがあるけど痛くない…様子見で大丈夫?|受診の目安を解説

乳房にしこりを触れたとき、
• 痛くないから様子見でいい?受診するほどではない?
• そのうち消えるから大丈夫かな。
と受診を迷っていませんか?
実際の外来でも、「痛くないので様子を見ていました」という方はとても多くいらっしゃいます。
実際には、痛みの有無では、しこりが良いものか悪いものかの判断はできません。
しこりを感じた場合は、一度検査を受けることをおすすめします。
なぜ痛くなくても注意が必要?
乳房のしこりの正体はさまざまです。
• 良性腫瘍(線維腺腫など)
• 嚢胞(のうほう)
• 女性ホルモンによる乳腺の変化
• 乳がん
などがありますが、見た目や触った感じだけでは区別できません。
乳がんのしこりは痛みを伴わないことが多い とされています。
しかし、乳がんが大きくなるときに周囲の組織を巻き込み痛みが出る、あるいは乳腺はホルモンの刺激を受けるため、乳房の張りと共に乳がんのあるところが痛む場合もあります。
つまり、しこりが「痛い・痛くない」は良性・悪性の判断基準にはなりません。
専門医のなかでは、症状(しこりなど)がある場合は検診ではなく「診療」として、様子を見るよりも、一度きちんと評価することが広く推奨されています。
どのくらい急ぐべき?
数日以内に受診しないといけないケースは多くありませんが、
• 不安を長引かせない
• 必要な場合に早く対応できる
ために早めの受診をおすすめします。
特に注意が必要なサインとして以下の場合があります。
• しこりがはっきり触れる
• 以前より大きくなった
• 片側だけにある
• 皮膚のひきつれ・赤みなどの変化
• 乳頭からの分泌
迷う場合は、念のため早めの相談で問題ありません。
症状についてもう少し詳しく知りたい方は、下記のブログをご覧ください。
よくある誤解
・「痛くないから大丈夫」 「様子を見ていれば消えるかも」 …
これは 医学的には根拠がありません。結果的に 受診が遅れてしまう原因になります。
・「なぜもっと早く気づかなかったのだろう」「もう手遅れなのでは?」
自分を責めてしまう方もいますが 気づいた時が、そのタイミングであっただけです。 乳がんは治療も進歩していますので、症状が出ている段階でも、診断がついて治療を受けていただければ、命にかかわることがないことが多いです。
「どうしてもっと早く来なかったの!」と怒られるのでは… と心配される方もいました。 そんなこと(責めるようなこと)は しないので安心してくださいね。 私はいつも、今日受診していただいたことが最初の一歩です。と、お伝えしています。
当院でできる検査
当院では • 乳腺エコー検査 • マンモグラフィ • 必要に応じた生検 までが可能です。 マンモグラフィやエコーの結果は当日に説明を行っています。 確認のために、しっかり調べましょう。
最後に
受診するか迷ったのですが… という方も当院へは多く来院されています。しこりを感じた時点で、一度確認することが安心につながります。 どうぞ一人で抱えずご相談ください。
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