授乳中の乳房の痛みやしこり
授乳中🤱の乳房の痛みやしこりは、授乳が始まった頃、離乳食の開始、歯の生え始め、卒乳など、お子さんの成長のタイミングや、お母さんの体調によっても起こることがあります。そんな時はまず、地域の産科や助産院の母乳相談外来に相談してみて下さい。
しこりがずっとあるときなどは、乳腺外科の診察をおすすめします。 問診、視触診ののち、乳腺エコーで腫瘍(しゅよう)がないか、膿瘍(のうよう/うみがたまった状態)がないか、などを見ます。
女性の社会進出に伴って、最近は30代後半以後に出産する方も増えてきました。一方、乳がんは30代後半からが、かかりやすい年代であり、少なくとも40歳前後からの定期的な乳がん検診が勧められます。30代、40代は、妊娠・出産・育児のイベントが重なって、乳がん検診を先延ばしにしてしまう方も多いかもしれませんが、時には、自分の身体をいたわる機会を持っていただきたいなと思います。
妊娠・授乳中はマンモグラフィは原則として行いませんが、乳腺エコーによる検査は受けていただくことができます。また、地域の助産師・産婦人科クリニックの母乳相談外来のご紹介もしています。お問い合わせ下さい。