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子宮頸がんワクチンの接種をお勧めする理由—安心と自己決定のために

9月 29, 2024adminUncategorized

今回は子宮頸がんワクチンについて、そのメリット、副反応のリスク、そして接種における自己決定の重要性についてお話しします。

子宮頸がんは、主な原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)に対するワクチンと検診により、撲滅が可能ながん。多くの先進国ではこれらの対策の結果、子宮頸がんが減少している一方、日本では、予防策が十分に普及していないため、子宮頸がんの罹患率、死亡率とも増加が続いています。

子宮頸がんとは?

子宮頸がんは、子宮の下部に位置する子宮頸部に発生するがんです。主にヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスによる感染が原因で発症します。HPVは非常に一般的なウイルスで、性的な接触によって広がり、多くの人が一度は感染すると言われていますが、ほとんどの場合は免疫システムが自然にウイルスを排除します。

しかし、一部のHPV感染が長期間持続すると、細胞に異常が生じ、それが子宮頸がんへと進展することがあります。

子宮頸がんの原因:ヒトパピローマウイルス(HPV)

HPVには100種類以上の型がありますが、子宮頸がんを引き起こすのは特に「高リスク型」と呼ばれる一部の型です。その中でもHPV16型と18型は、子宮頸がんの原因の70%以上を占めることがわかっています。

子宮頸がんの症状

子宮頸がんの初期段階では、特に自覚症状がないことが多く、進行するまで気づかれないことが少なくありません。定期的な検診を受けることが重要です。

がんが進行すると、以下のような症状が現れることがあります。

  • 不正出血(生理以外の出血や性行為後の出血)
  • 性交時の痛み
  • 下腹部や骨盤の痛み
  • おりものの異常

子宮頸がんは以下のように進行していきます。

  1. 異形成(子宮頸部の細胞に異常が生じた状態)
  2. 上皮内がん(異常な細胞が子宮頸部の表面にとどまる段階)
  3. 浸潤がん(異常な細胞が子宮頸部の外に広がり、他の組織に侵入する段階)

早期に発見されれば治療が可能ですが、進行した場合には治療が難しくなり、命に関わることがあります。

子宮頸がんの予防法

  1. HPVワクチンの接種
    HPVワクチンは、HPV感染による子宮頸がんの予防に非常に効果的です。定期接種の対象となる年齢でワクチンを接種することで、がんのリスクを大幅に減らすことができます。
  2. 定期的な子宮頸がん検診
    子宮頸がんは、早期に発見されると治療の成功率が非常に高いがんです。20歳以上の女性は、2年に1回の定期的な検診を受けることが勧められてされています。自治体でも検診を行っています。 >> 芦屋市/子宮頸がん検診 (ashiya.lg.jp)

子宮頸がんワクチンの定期接種の仕組みと対象年齢

日本では、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、定期接種として国の予防接種制度に組み込まれています。ここでは、その仕組みと対象年齢について詳しくご説明します。

定期接種の仕組み

日本の定期接種制度は、予防接種法に基づき、特定の病気に対する予防接種を無料または自己負担が少ない形で提供するものです。HPVワクチンはこの定期接種に指定されており、対象者は国から補助を受けて接種を受けることができます。

対象年齢

HPVワクチンの定期接種は、通常12歳から16歳までの女の子(小学校6年生から高校1年生相当の年齢)が対象となっています。具体的には、以下のように年齢が定められています。

  • 標準的な接種開始年齢:12歳(小学校6年生)
  • 接種可能年齢:12歳から16歳(中学1年生から高校1年生まで)

この期間に接種を受けることで、無料でHPVワクチンを受けられるようになっています。定期接種の対象年齢を超えると、自己負担での接種が必要になりますので、早めに接種することが推奨されます。

ワクチンの種類

シルガード9(9価ワクチン)、ガーダシル(4価ワクチン)、サーバリックス(2価ワクチン)の3種類から、ご希望のワクチンを選択できます。接種回数などは、ワクチンの種類や年齢により異なります。

芦屋市/子宮頸がん予防(HPV)ワクチン (ashiya.lg.jp)

ワクチンの効果

皮膚や粘膜に感染する200種以上のヒトパピローマウイルス(HPV)のうち、特に子宮頸がんの原因となりやすい型(高リスク型)のHPVの感染を予防するワクチンです。HPVはごくありふれたウイルスですが、そのうちの一部が子宮頸がんのほか、中咽頭がん、肛門がん、腟がん、外陰がん、陰茎がんなどの原因になる場合があります。

2価ワクチン(サーバリックス)は高リスク型HPVのうち16型、18型、4価ワクチン(ガーダシル)はさらに尖圭コンジローマなどの原因となる6、11型の感染を防ぐ効果があり、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。2023年度より公費で接種できるようになった9価ワクチン(シルガード9)は、さらに5つの型のHPVの感染を防ぐ効果があり、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。シルガード9は 、HPVの9つの型に対する予防効果があり、従来のワクチンに比べてより幅広いHPV感染に対応します。

HPVは主に性交渉によって感染します。男女ともにほとんどの人が20代のうちに感染するとされていて、一部の人から10年、20年と時間をかけてがんを発症します。若いうちにワクチンを接種することで、HPV感染前に予防効果を得ることができ、将来的な子宮頸がんやその他のHPVによるがんのリスクを大幅に減らせます。

副反応のリスク

ワクチン接種にあたり、副反応のリスクについても知っておくことが重要です。多くの場合、副反応は軽度で一時的なものが大半です。主な副反応には次のようなものがあります。

  • 注射部位の痛みや腫れ
  • 発熱
  • 頭痛や倦怠感

重篤な副反応は非常にまれですが、アナフィラキシーなどの過敏反応が起こる可能性もゼロではありません。ワクチン接種後は、一定時間医療機関で経過観察を行うことが推奨されています。

自己決定の重要性

ワクチン接種は個人の選択です。子宮頸がんワクチンの接種を検討する際、メリットとリスクをしっかり理解し、自分にとって最善の選択をすることが大切です。 子宮頸がんワクチンについては、有効性が副反応のリスクを大きく上回ると考えられています。

下記のサイトの動画などを参考に、まずは情報を得てください。家族やパートナーと話し合い、信頼できる医師と相談すると、安心して決断できるでしょう。

子宮頸がん予防情報サイト | もっと知りたい子宮頸がん予防 (shikyukeigan-yobo.jp)

子宮頸がんは、 多くの女性が出産や育児をしている時期と重なる20代~40代で罹患リスクが高く、マザーキラーとも呼ばれています。乳がんは、20代、30代からも見られることがあり、共に若い世代では注意が必要ながんです。また、10代のお子さんを持つお母様から、子宮頸がんのワクチン接種についてご相談を受けることがよくあります。

当院では、子宮頸がん検診は行っていませんが、子宮頸がんワクチン(「シルガード9」)の定期接種を行っています。

クリニックでは、患者さん一人ひとりが納得のいく選択をできるよう、丁寧にサポートいたします。不安や疑問がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

その他の参考となるサイト

子宮頸がんファクトシート | がん対策研究所 (ncc.go.jp)

HPVワクチンに関するQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

子宮頸がんの予防のために HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン – 日本対がん協会 (jcancer.jp)

子宮頸がん:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)

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