授乳中に乳房のしこりがある。乳腺炎?それとも乳がん?
授乳中に、
「胸に硬いところがある」
「しこりのようなものを触れる」
「片方の乳房だけ張っている」
「授乳しても硬いところが残っている」
そんな経験をする方は少なくありません。
授乳中は乳腺が発達しているため、普段とは乳房の状態が大きく変わります。
そのため、しこりがあっても必ずしも乳がんというわけではありません。
一方で、
「授乳中だから、しこりがあっても乳腺炎だろう」
と自己判断してしまうのもおすすめできません。
授乳中のしこりには、さまざまな原因があります
授乳中の乳房のしこりには、
- 母乳がたまっている(うっ滞)
- 乳房の炎症
- 乳腺炎
- 乳瘤(母乳がたまった袋状のもの)
- のう胞
- その他の良性疾患
など、さまざまな原因があります。
多くは乳がんではありませんが、乳がんが隠れている可能性もあります。
そのため、しこりが続く場合や気になる場合には、乳腺外科で確認することが大切です。
こんなときは、早めに受診してください
特に、
- しこりがなかなか小さくならない
- 授乳後も硬いところが残る
- 徐々に大きくなっている
- 片側だけにしこりがある
- 皮膚にへこみやひきつれがある
- 乳頭の形が変わった
- 血の混じった分泌物がある
- 赤みや腫れ、発熱が続いている
- 抗菌薬などで治療しても改善しない
といった場合には、一度乳腺外科で診察を受けることをおすすめします。
授乳中の乳腺炎でも、治療しても腫瘤が小さくならない場合には、悪性疾患を含めて別の原因を考える必要があります。
授乳中でも乳がんの検査はできます
「授乳中だから、検査はできないですよね?」
と心配される方もいらっしゃいます。
授乳中でも乳房の診察や検査は可能です。
あいかブレストクリニックでは、授乳中の方には乳腺エコーを行うことが多く、授乳の状況、乳房の状態や症状によってマンモグラフィを行う場合もあります。
特に、乳房にしこりなどの症状がある場合は、「授乳が終わってから検査しよう」と何か月も待つ必要はありません。
授乳中のエコー検査について
授乳中は乳腺が発達しているため、乳房の中の状態も通常とは異なります。
エコーでは、しこりがあるかどうかだけでなく、
「液体がたまっているのか」
「固形の病変なのか」
「周囲の組織にどのような変化があるのか」
などを確認します。
必要に応じて、さらに詳しい検査を行うこともあります。
授乳中に乳がんになることはある?
あります。授乳中だから乳がんにならない、ということではありません。
特に30代後半から40代は、妊娠・出産・授乳を経験する方が多い一方で、乳がんの罹患も増えてくる年代です。
そのため、
「授乳中だから乳がんではない」
と決めつけないことが大切です。
ただし、授乳中の乳房のしこりの多くが乳がんというわけではありません。
怖がりすぎる必要もありません。
大切なのは、原因をきちんと確認することです。
授乳中の乳腺炎と乳がんはどう違う?
乳腺炎では、乳房の一部が赤くなったり、熱を持ったり、痛みや発熱を伴ったりすることがあります。
一方、乳がんでは、痛みや発熱がなく、しこりだけが見つかることもあります。
ただし、症状だけで「乳腺炎」「乳がん」と区別することはできません。
「痛いから乳がんではない」
「熱がないから乳がん」
という単純な判断はできません。
診察や画像検査で確認することが大切です。
授乳中の乳房のしこり、一人で悩まないでください
授乳中は、
「赤ちゃんがいるから病院に行きにくい」
「授乳が終わるまで様子を見よう」
「乳腺炎だと思うから大丈夫」
と受診を先延ばしにしてしまうことがあります。
でも、気になるしこりがあるなら、まず一度確認しておくことで安心につながります。
乳房の変化は、必ずしも乳がんとは限りません。
だからこそ、
「乳がんかどうかを自分で判断する」のではなく、「乳腺外科で確認する」
ことが大切です。
あいかブレストクリニックでは、妊娠中・授乳中の方の乳房の症状についても診察しています。
「授乳中だから受診していいのかな?」
と迷ったときも、どうぞご相談ください。
あいかブレストクリニックの特徴
- 乳がん検診から精密検査、術後フォローまで一貫対応
- 日本乳癌学会認定の女性乳腺専門医による診療
- 全スタッフ女性、落ち着いた院内環境
- 神戸・西宮・尼崎からも好アクセス(阪神芦屋駅徒歩3分)
- ネット予約・LINE予約で初診もスムーズ
ご予約・お問い合わせ
- Webまたは電話での予約制
- 検査内容は当日相談可能
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