新型コロナウイルス感染症と乳がん
新型コロナウイルス感染症による医療体制への影響が長引いており、乳がんの治療にも様々な影響がでています。手術の延期や、治療や検査の予定が変更になるなど、心配されている方もいるかもしれません。いつもと違う状況ですが、誰かと話したり、聞いたり、助けを求めることが大切です。一人で悩んだり判断せず医療の専門家に相談してみてください。
国立がん研究センター、日本臨床腫瘍学会のホームページには、コロナ関連のFAQとがん患者さんへのメッセージが掲載されています。欧米の学会は医療体制がひっ迫した時の手術や薬物治療の内容まで踏み込んだ提言を出しています。
この度の新型コロナウイルス感染の拡大を受け、病院に来院しなくても電話等を利用した診療で処方箋を発行することが可能となりました。
当院でも電話診療による処方箋発行に対応することにいたしました。乳がん術後のホルモン剤の処方などをご希望の方はお問い合わせ下さい。
(参考)
American College of Surgeons
https://www.facs.org/covid-19/clinical-guidance/elective-case/breast-cancer
The American Society of Breast Surgeons
https://www.breastsurgeons.org/docs/statements/ASBrS%20NAPBC%20CoC%20NCCN%20ACR%20BC%20Covid%20MANUSCRIPT%20BCRT%20Rev1-4_7_2020%20_1022amEST.pdf
国立がん研究センター
https://www.jsmo.or.jp/general/coronavirus-information/qa.html
日本臨床腫瘍学会
https://ganjoho.jp/public/news/2020/20200410.html