女性の専門医として考えていること。
「女性の先生の方が安心できそう」
「同性だから話しやすい気がする」
そう感じて、当院のような女性医師のいるクリニックを探される方も多いと思います。
乳腺の診療では、デリケートな悩みを打ち明ける場面も少なくありません。
リラックスして話せることは、とても大切なこと。そして、それと同じくらい “確かな診断力” も欠かせません。
女性の痛みや訴えは取り合ってもらえない?
ある研究によると、医療従事者は、男性に比べ女性の痛みを過小評価する可能性が高いことが示唆されています。これは医師の性別に関係なく起こりうるそうです。
女性の方が男性よりも頭痛や腰痛、痛みを伴う自己免疫疾患など、より痛みを伴う症状に悩まされているという研究や、同じような病気に対して、男性よりも女性の方が痛みを感じやすいという研究もあるそうです。
どのくらい痛むのかは、患者さん自身にしかわからないこと。
困っていることを伝えやすい環境を提供し、それを解釈する私たちが、固定観念を持たずしっかりお話を伺うことは、適切な診断の第一歩につながると、日々感じています。
“話しやすさ”のその先にある安心
当院では、日本乳癌学会認定の「乳腺専門医」が診察を行っています。
医師として、「確かな技術と経験」に基づいた判断をお届けすることが、命を守るうえで何よりも重要と考えています。
・「他院で大丈夫と言われたけど、どうしても気になって」
・「検診で“異常なし”だったけれど、違和感が拭えなくて」
・「しこりに気づいたけれど、どこに行けばいいかわからなくて」
こういった方々が当院を受診され、その結果、乳がんが見つかったケースもあります。
もちろん、当院を含め、どの医療機関にも限界はありますし、100%の診断は存在しません。
それでも、患者さんが感じている違和感を過小評価せず、専門性をもった目で、細かな異常を拾い上げる力は、患者さんの未来に大きな違いをもたらすと信じています。
“話しやすさ”と“見逃さない力”の両立を
「専門クリニックってなんだか敷居が高そう」
「質問しにくい雰囲気だったらどうしよう」
そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。
だからこそ、当院では全スタッフが女性であること、落ち着いた雰囲気の待合室やスタッフの声かけ、一人ひとりへの丁寧な説明を大切にしています。
でも、そのやさしさの土台にあるのは、専門医としての責任とプライドです。
「ちゃんと診てくれる」「見逃さないでくれる」――そんな信頼を感じていただけるよう、日々研鑽を重ねています。
最後に
“女医だから安心”というイメージが先行しがちな乳腺診療。
でも私が、もっと大切にしてほしいと思うことは、
“このクリニックなら、きちんと見てくれている”という信頼感。
“専門医だからこそ得られる、本当の安心感。”
それをお届けできる場所として、当院がみなさんの選択肢のひとつになれたら嬉しいです。
こんな方は、当院へお越しください
・「このしこり、気のせいかな?」と迷っている方
・「健診で異常なしと言われたけど、なんだか不安」という方
・「どこで診てもらえばいいかわからない」という方
・「どうせ行くなら、専門のクリニックがいい」と思っている方
そんなあなたの“気になる”を、しっかりと受けとめ、
必要な検査・診断・説明を丁寧に提供いたします。
皆さんの安心のために、当クリニックの力を役立てていただけたらと思います。