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私に抗がん剤治療は必要ですか?~乳がんの再発リスクを予測するツールや検査

12月 9, 2024adminUncategorized

早期の乳がんの治療では、再発を予防するために、全身にあるかもしれない、目に見えないがん細胞を叩く薬物療法を手術の前または後に行うのが一般的です。

抗がん剤治療(化学療法)は、がんの進行を抑えたり、再発リスクを減らすために用いられる治療法の一つですが、必ずしも全員に必要なわけではありません。

一般的に、がんの再発の可能性は、がんの性格(ホルモン受容体、悪性度、HER2の状態)やがんの進行度( がんが大きかったり、リンパ節転移がある場合は再発リスクが高い)に左右されます。これらの情報をもとに、患者さんがどのくらい再発する可能性があるかを予測し、がんのタイプに応じてどのような薬物療法を行うか検討します。

また、近年では、患者さんの乳がんのがん細胞を遺伝子レベルで解析して、再発の確率を予測できるようになり、患者ごとのオーダーメイドの治療がさらに広がっています。

乳がん治療後の再発リスクを予測することは、患者さんにとって非常に重要な情報です。

再発リスクを評価するための、いくつかのツールや検査について紹介します。

オンコタイプDX (Oncotype DX) 

>Personalising Treatment Decisions| Oncotype DX® Tests | Oncotype IQ® International

オンコタイプDXは、ホルモン受容体陽性乳がんの患者に対して化学療法が必要かどうかを判断するための有用なツールです。再発スコアが低い場合、化学療法は不要であることが多いですが、スコアが高い場合は化学療法が推奨されます。

2023年9月から、対象となる患者さんは保険適用となり、費用負担が軽減されました。

  • 対象: ホルモン受容体陽性、HER2陰性の早期乳がん患者
  • 検査内容: がん細胞から21種類の遺伝子の発現を分析し、再発リスクスコア(Recurrence Score)を算出
  • 結果: スコアが低い場合は再発リスクが低く、化学療法を行わない選択肢が考えられます。一方、高スコアの場合は再発リスクが高く、化学療法が推奨されることがあります。

マンマプリント (MammaPrint)

マンマプリントは、70種類の遺伝子を分析することで、乳がんの再発リスクを評価する検査です。オンコタイプDXと同様に、再発リスクを高リスク・低リスクに分類しますが、マンマプリントはホルモン受容体の状況に関わらず、さまざまなタイプの乳がんに適用可能です。

  • 対象: ホルモン受容体陽性・陰性問わず、HER2陽性も含む乳がん患者
  • 検査内容: 70種類の遺伝子の発現を分析し、再発リスクを高リスクまたは低リスクに分類
  • 結果: 高リスクと判断された場合は、より積極的な治療が推奨され、低リスクと判断された場合は、治療を軽減できる可能性があります。

Predict (PREDICT Breast Cancer)  

> Predict Breast

Predictは、インターネット上で無料で利用できるツールで、乳がんの再発リスクや治療効果を予測します。イギリスのケンブリッジ大学が開発したもので、患者の年齢、腫瘍の大きさ、リンパ節転移の有無、ホルモン受容体やHER2の発現状況などの情報を入力することで、10年生存率や再発リスクを数値化します。

  • 対象: すべての乳がん患者(ホルモン受容体陽性・陰性、HER2陽性・陰性)
  • 入力データ: 患者の個別情報(年齢、腫瘍の特徴、治療内容など)
  • 予測結果: 治療を受けた場合の生存率と再発リスクを表示し、複数の治療オプションに対する予測結果を視覚化

Adjuvant! Online

Adjuvant! Onlineは、乳がん患者の再発リスクや治療効果を評価するために使われていたツールです。過去に非常に広く使われていましたが、現在は更新されていません。

まとめ

乳がんの治療方針は、がんの進行度、がんのタイプ(ホルモン受容体やHER2)、患者の年齢や健康状態に基づいて個別に決定されます。

抗がん剤(化学療法)が必要になるのは、主に再発リスクが高いと判断された場合や、HER2陽性乳がん、分子標的治療・ホルモン療法が適応されないタイプの乳がん(トリプルネガティブ乳がん)の場合です。

また、遺伝子発現プロファイリング検査(オンコタイプDXやマンマプリントなど)の対象となり、再発リスクが高いと判断された場合、化学療法が推奨されることがあります。

逆に、 再発リスクが低い場合や、ホルモン療法で十分に効果が見込まれる場合は、化学療法が不要となることもあります。

抗がん剤治療の目的は再発のリスクを減らし予後を改善することにありますが、治療に伴う副作用や、経済的・時間的な損失など、デメリットもあります。医療チームとよく相談し、個別の状況に応じた最適な治療を選択することが大切です。

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