乳がんかもしれないので生検を?!|不安な気持ちと、検査の意味を知る
乳房にしこりがあるとき、画像検査の結果から、
「念のため生検(組織検査)をしましょう」と言われたとき、
- がんなの?
- もう確定?
- 検査が怖い
と、不安でいっぱいになる方がとても多いです。
でもまずお伝えしたいのは、
生検=がん確定ではないということです。
生検とはどんな検査?
生検とは、しこりの一部を針で採取し、顕微鏡で詳しく調べる検査です。
細胞を取る方法と、組織を取る方法があります。
画像検査(マンモグラフィやエコー)だけでは、
良性か悪性かを100%見分けることができない場合があります。
そのため、最終診断のために必要な検査です。
また、乳がんであった場合には、採取した組織を使い、どのようなタイプの乳がんなのかを調べることが出来ます。
つまり、診断がついた後の次のステップ、治療にもかかわる検査です。
なぜ生検を勧められるの?
医師が生検を提案するのは、次のような理由からです。
- 画像で“はっきり良性と言い切れない”
- 少しでも悪性の可能性がある
- 正確な診断をつける必要がある
ここで大事なのは、「念のため確認する」段階であることも多いという点です。
実際には、生検を受けた方の中で
良性(がんではない)と診断されるケースも多くあります。
生検は痛い?危険?
痛みについて
細胞を取る方法は、検査が数秒で終わりますので、痛みを感じるのは短時間です。
組織を取る方法は、局所麻酔をして行います。
麻酔の注射の痛みは、チクッとする程度で最初の数十秒~1分くらい頑張っていただければ、後はほとんど痛みがありません。
もちろん痛みの感じ方は個人差がありますので、痛みがあれば遠慮なくお伝えください。
リスクについて
内出血や腫れなどが一時的に出ることがありますが、重い合併症はまれです。比較的安全性の高い検査とされています。
「受けたほうがいいの?」と迷ったとき
結論としては、勧められた場合は受けることをおすすめします。
理由はシンプルで、
✔ 万が一悪性であっても早期発見につながる
✔ 不安をはっきりさせられる
✔ 今後の方針が決まる
からです。
私自身は、画像上悪性の可能性があれば、
・診断をつけるために、生検をしましょう
とはっきりとお伝えしています。
しかし、日常の診療では、そもそも生検をお勧めすべきかどうか迷うことの方が多いです。
画像上見分けがつきにくい、家族歴などがありリスクが高い、前回指摘されていない、 など、判断の基準は一つではありません。
そのようなときは、ご本人と一緒に考えて決めていく方が良いと考えています。
・生検をしてもしなくてもどちらでもいい
・経過をみても良いが、乳がんの可能性はゼロではなく、生検をした方が安全かもしれません
とお伝えすることもあります。 納得して受けていただくのが大切かなと思います。
もし結果が怖いと感じたら
とても自然な気持ちです。
ですが、結果を先延ばしにしても、安心にはつながりません。
むしろ、
- 良性なら早く安心できる
- もし治療が必要でも早く始められる
というメリットがあります。
ご自身のために、勇気を出してみましょう!
よくある疑問
Q. 生検でがんが広がることはある?
非常に稀で、基本的に心配はいりません。
Q. 結果はいつ分かる?
通常は1~3週間程度です。
Q. 検査後は普通に生活できる?
当院では、当日は入浴や激しい運動を避ければ、基本的に普段通りで大丈夫とお伝えしています。
翌日以降は、制限はありません。
まとめ
生検は、
✔ がんかどうかを調べるための大切な検査
✔ 「がんが確定した」わけではない
✔ 安全性が高い検査であり、早期発見につながる
ものです。
もう少し詳しく知りたい方はこちらのリンクをご覧ください。
最後に
「乳がんかもしれない」と言われたときの不安は、とても大きいものです。
ですが、生検は“怖い検査”ではなく、“安心や次の一歩のための検査”です。
ひとりで抱え込まず、分からないことや不安なことは、遠慮なく相談してください。
あなたが納得して検査を受けられるよう、しっかりサポートしていきます。
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