コロナ禍とともに始まったクリニック|経験をこれからの安心につなげるために
当院は、2020年1月14日に開院しました。
新しいクリニックとして、これから地域の皆さまの力になっていこうと準備を整えた、まさにその直後のことでした。
開院から間もなく、国内で新型コロナウイルスの感染が確認され、社会全体が大きな不安に包まれました。
緊急事態宣言が発出され、医療の現場も、そして患者さんの日常も、大きく変わっていった時期です。
不安の中でも、患者さんを守ることを最優先に
先の見えない状況の中、私たちも多くの葛藤を抱えていました。
・どこまで診療を続けるべきか
・感染を広げてしまわないか
・患者さんを本当に守れているのか
「検診に行きましょう」と積極的に呼びかけることすら、慎重にならざるを得ない時期もありました。
不要不急という言葉が繰り返され、多くの方が受診や健診を控えられたことと思います。
それでも「今できる最善は何か」をスタッフ全員で話し合いながら、限られた物資の中でも感染対策を工夫し、診療を続けてきました。
5年経った今も聞かれる、あの頃の影響
コロナが落ち着いた現在でも、患者さんからこんなお話を聞くことがあります。
- 「ずっと受けていた乳がん検診を、あの時にやめてしまった」
- 「感染が怖く、その後も再開するきっかけを失ってしまった」
健康診断やがん検診の受診の中断は、その後の受診の遅れにつながることもあり、5年経った今でも影響が残っていると感じています。
医療の現場で、実際に起きていたこと
感染対策のため、医療現場ではさまざまな制限がありました。
・面会制限により、入院中も家族に会えなかった方
・手術が延期になった方
・待機期間中に治療方針の変更を余儀なくされた方
・ご自身やご家族が感染された方
患者さんだけでなく、ご家族にとっても、非常につらい時間だったと思います。
今でも「あの時は本当に不安だった」と話してくださる方がいらっしゃいます。
当院もまた、新規開院直後にコロナ禍を迎え、経営・体制・物資など様々な面で不安を感じることが何度もありました。
それでも、開業からの「地域に必要とされる医療を届けたい」という想いを変わることなく持ち続けてきました。
この経験を、これからの安心へ
今後も、新たな感染症や予想外の出来事が起こる可能性はゼロではありません。
だからこそ大切なのは、
「起きないことを願う」だけでなく、「起きたときにどう守るか」を考えておくこと。
当院では、
・日頃からの感染対策の見直し
・状況が変わっても診療を継続できる体制づくり
を大切にしています。
そして、患者さんや地域の皆さまにお伝えしたいのは、
「気になる症状があるときは、どうか我慢せず、早めにご相談ください」
ということです。
感染症が流行している時期であっても、医療は止めてはいけません。
不安な時こそ、正しい情報を共有し、医療者と患者さんが信頼関係を築きながら一緒に乗り越えていくことが何より重要だと考えています。
おわりに
コロナ禍とともに始まった当院の歩みは、決して平坦なものではありませんでした。
しかし、その経験があったからこそ、
今、患者さん一人ひとりの不安に、より深く寄り添えるクリニックになれたと感じています。
乳房の症状や検診について、
「こんなことで受診していいのかな」
「もう少し様子を見たほうがいいのかな」
と迷われたときは、一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。
これからも、地域の皆さまが「ここなら安心して相談できる」 と感じていただけるクリニックであり続けたいと思います。
コロナ禍に関しては、以下のブログもぜひご覧ください
新型コロナワクチンによる,わきのリンパ節の腫れについて Vaccination-associated adenopathy
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