乳がんと診断された方へ① Your Breast Cancer Journey
日本の国民の2人に1人ががんになるといわれています。
その中でも乳がんは日本人の女性が一番かかりやすいがん。9人に1人が乳がんになるといわれており、乳がんは実は身近な病気です。
今、このブログを読まれているあなたは、乳がんと診断されたばかりでしょうか?それとも、家族の誰かが乳がんになったのでしょうか?
インターネット上には多くの情報があふれています。ご自身で調べて勉強される方もいると思います。
担当の医師や看護師などの医療ケアチーム。家族や友達、ママ友に助けてもらう。乳がんを経験した方とオンラインで繋がったり。
乳がんに向き合うとき、あなたは一人ではありません。
冷静なアドバイスをくれる人、ただ話を聞いてくれる人、笑わせてくれる人、子供を預かってくれる人、家計をカバーしてくれる人。etc.
困っていることがあれば、周囲の人をうまく頼ってください。
また、病状や治療は、乳がんのタイプや進み具合、患者さんの健康状態などによって、一人一人違います。
乳がんは治療法がすすみ、「不治の病」から、「予防できる・治せる病気」「長く付き合う病気」になりつつあります。病気を治すだけではなく、乳房を失いたくない、趣味や仕事を楽しみたい、家族との時間を大切にしたい、など様々なあなたの願いに寄り添い治療を選択できる時代です。
大まかな治療の流れは「ガイドライン」で決まっていても、誰かと同じである必要はなく、治療は日々進歩し、ご自身の病状も変化していきます。
正解はありませんから、自分の選択に誇りをもって大丈夫。
あせらず、あわてず、あきらめず。
あなたなりの向き合い方・最適の治療を見つけていきましょう。
当院では、乳がんの診断がついた後は、患者さんの希望を伺いながら、信頼できる専門施設へご紹介しています。治療を行う施設では、さらに検査を進め、一人一人の方に最適な治療を行うために、どのような手術・治療になるかといったことが固まっていきます。
乳がんと診断がついた段階では、限られた情報で分かる範囲内のことしか説明できないのですが、これから予想されることをお伝えし、治療にあたり気がかりなことがないかを伺うようにしています。治療が始まってからも、治療に伴う身体や心の変化、生活の中でのお困りのことなど、いつでもお話しに来て下さい。
他院で乳がんの治療を「卒業」して経過観察中の方、現在乳がんの治療中の方も診察しています。お問い合わせ下さい。
参考となるリンク (随時更新します)
日本乳癌学会の「患者さんのための乳癌診療ガイドライン」http://jbcs.gr.jp/guidline/p2016/
We will support our patients during and after the primary treatment such as surgery, chemotherapy and radiation at partner hospitals.
We offer hormonal therapy and annual follow-up after breast cancer surgery.