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女性のライフステージと脳の変化

2月 25, 2025adminUncategorized

女性の脳は、人生のさまざまなライフステージ ー思春期、妊娠・授乳期、更年期、老年期ー に応じて、女性ホルモンの変化を受けながら柔軟に適応していきます。年齢によって私たちの脳に起こる変化について知っておけば、安心です。

思春期のホルモン変化と脳への影響


思春期になると、女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が急増し、脳は急速に発達します。この時期には、シナプスの刈り込みという現象が起き、神経のネットワークが再編成されます。特に、判断力や感情のコントロールを担当する、脳の前頭前野と呼ばれる部位の成熟が進みます。扁桃体という、感情の処理を司る部分の活動が活発になり、不安や感情の揺れが生じやすいのもこの時期の特徴です。

思春期は、脳が「大人仕様」にアップデート中なので、ホルモンの変化とともに、脳の神経回路を組み変えています。

思春期の頃に感じた苛立ちや不安。親の言うことを素直に聞けなかったり、友達との関係に些細なことで悩んだり…でも、こうした思春期特有の経験が、一人ひとりユニークな脳を形成するそうです。

注意力が散漫になったり、記憶力は伸びやすいけれど、興味のあることに偏りがちなのが、この時期。集中力を上げるために、スマホは別の部屋へ置く、好きな音楽を流すなど環境を整えましょう。

また、感情をコントロールする前頭前野が未熟なので、イライラ・落ち込みが激しく、感情が不安定になったりします。イライラ・不安を落ち着かせるために、日光を浴びて運動をすると、心身をリラックスさせるセロトニンというホルモンが増えますよ。

思春期の脳はまだ発展途上。これから伸びていくのだ!と前向きに考えていきたいですね。

妊娠・授乳期は脳が劇的に変化

妊娠中、女性の体内ではエストロゲンが通常の最大300倍に増加し、さらにプロラクチンやオキシトシンといったホルモンが分泌されます。これらのホルモンは、「母性」を強化するために脳を「再プログラム」するために分泌されます。

研究によると、妊娠中の女性の脳では灰白質と呼ばれる部位が平均11%減少します。この減少は親としての役割に適応するための変化で、子どもに関する記憶や感情的な反応が向上するとのこと。授乳期には「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンの分泌が増え、親子の絆を形成するだけでなく、ストレスを軽減する効果もあります。

一方で、いわゆる産後うつは出産後のホルモンバランスの変化が原因です。社会との関わりが減って、孤立・孤独を感じてしまう方もいるかもしれません。出産や子育ては、体力だけではなく、脳の方も疲れ切ってしまうことがあるのです。

「冷蔵庫を開けたのに、何を取りたかったか忘れる…」「書類を書いてたのに、途中で何を書いてたか飛んでしまう…」
妊娠・授乳期の女性の多くが、こんな「脳のぼんやり感」を経験します。これは、「マミーブレイン(マタニティブレイン)」と呼ばれる現象で、妊娠中や授乳期に脳の構造が変化することが原因です。

私、どうしたんだろう?と落ち込まないでください。

妊娠・授乳期の脳は、赤ちゃんを守るために「適応」しているだけです。 感情を読み取る力、共感力がアップしているのです。記憶力や注意力が低下してしまうのはホルモンのせい。睡眠不足で、思考力も落ちてしまいます。 1人で抱え込まないで、パートナーや周囲に頼りましょう。

更年期が脳に与える影響

更年期では、エストロゲンの分泌が急激に減少します。エストロゲンは脳の血流を維持し、神経細胞の修復を助ける重要な役割を果たしています。MRI(磁気共鳴画像装置)を用いた研究では、閉経後の女性の脳血流が若年期女性に比べて約20%低下することが確認されています。

更年期を迎えた女性の約60%が「集中力の低下」や「記憶力の低下」を感じると報告されています。このぼんやり感は、「ブレインフォグ」と呼ばれています。

また、エストロゲンの減少は、自律神経を調整する視床下部にも影響を及ぼし、不眠やホットフラッシュといった、いわゆる更年期症状が現れることがあります。

ホルモン補充療法(HRT)は、適切なタイミングで行うことで脳機能の保護に役立つ可能性があります。適度な運動(週に3〜5回のウォーキング)やバランスの良い食事が、認知機能を維持する助けとなります。良質な睡眠を確保しましょう。寝る前のスマホはNGです!

老年期の脳機能の特徴


老年期には、ホルモンの枯渇や神経細胞の減少が進みます。この時期の大きな課題は、記憶力や情報処理速度の低下です。また、女性は男性よりも1.5倍アルツハイマー病にかかるリスクが高いことが知られています。地中海食(魚、野菜、オリーブオイルが中心)を取り入れることで、アルツハイマー病の発症リスクを最大30%減少させる可能性があります。

新しいことにチャレンジする(楽器・ダンス・語学など)ことは、脳の可塑性(柔軟性)を保つのに有効です。友達や家族とたくさん話して、刺激を受けましょう。有酸素運動や、パズル・ゲームで、脳を活性化させるのも良いですよ。

ライフステージごとのホルモン変化が与える脳への影響

女性の脳は、人生のさまざまな段階で驚くべき適応力を発揮します。しかし、それぞれのステージには固有の課題もあります。「できなくなった」のではなく「変化している」と前向きに自分の脳とうまく付き合っていきましょう。

実は、運動、栄養、睡眠などの基本的な健康習慣を維持することが、どのライフステージでも脳の健康を支える鍵となります。「自分の脳をいたわる時間」をぜひ意識して日々を送りましょう。

気になることや不安なことがあれば、ご相談くださいね!

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