マンモグラフィ検査について
乳がんの診断に欠かせない検査にマンモグラフィ(乳房のX線撮影)があります。専用の装置で乳房を圧迫し、X線撮影を行います。
マンモグラフィは撮影する機器の管理、撮影の技術、画像を診断する力がそろって初めて、その力を発揮します。
当院では「日本乳がん検診精度管理中央機構」が開催するマンモグラフィ講習会を受講し、試験に合格した、女性の検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師が撮影および画質管理・装置の日常点検を行っています。
診断のために撮影する時は、左右それぞれ2枚ずつ方向を変えて合計4枚撮影します。乳房を圧迫することにより放射線被爆を減らし、質の高い画像を得ることが出来ます。
画像はデジタルですので、診察室のモニターで一緒に画像を見ながらその場で結果をお伝えすることが出来ます。
より精度の高いマンモグラフィ撮影には、撮影を受ける方の協力も必要です。マンモグラフィ撮影時の圧迫は数秒のみで、痛みを感じることがありますが、個人差があります。緊張されると思いますが、リラックスして検査に臨んで頂ければと思います。撮影が終わったら、不安な気持ち、恥ずかしい気持ち、面倒な気持ちを乗り越えてがんばった自分を褒めてあげてください。検査を受けて良かったと感じて頂ければと思います。