電話 0797- 38-7171
症状をない方を対象として、視触診、マンモグラフィや超音波による乳がん検診を行っています。診断と説明は乳腺専門医が行います。
症状がなくても、乳がん検診を
乳がんは女性が一番かかりやすいがんですが、定期的な乳がん検診をうけていただくことで、症状がないうちに早期に発見・治療することが期待できます。
一般的に、40歳以上の女性は、マンモグラフィによる乳がん検診が勧められています。妊娠の可能性のある方、ペースメーカーなどが留置されている方、豊胸術後の方は原則としてマンモグラフィは行いません。
若年者、乳房の状態(授乳中や妊娠中・乳腺濃度が高いなど)によっては、超音波検査(乳腺エコー)が勧められます。
当院の乳がん検診の特徴
■ 医師も含めすべて女性スタッフです。
■ マンモグラフィや乳腺エコーは、認定資格をもつ女性の放射線技師または医師が撮影し、日本乳癌学会乳腺専門医が診断を行います。
■ 当院は特定非営利活動法人日本乳がん検診精度管理中央機構「マンモグラフィ検診施設画像認定施設」に認定されています。
■ 万が一異常が見つかった場合も、引き続き当院で精密検査が可能です。
受診の方法
■ 受診の前に電話またはWebでご予約下さい。また、受診時に健康保険証をお持ちください。
費用
■ 自費となりますが、自治体や会社の保険組合から補助が受けられることがあります。当院は芦屋市乳がん検診指定医療機関です。
■ 乳房に気になる症状がある方や、検診で要精密検査となった方に対しては保険診療で検査を行います。
①視触診+マンモグラフィ+乳腺エコー 11,000円(税込):最もおすすめするコース。初めて検診を受ける、出来るだけ詳しく調べたい、高濃度乳房と言われている、という方はこちらをお勧めします。
②マンモグラフィのみ 6,600円(税込)
③乳腺エコーのみ 4,400円(税込):若年者、妊娠・授乳中の方、豊胸術後、ペースメーカー等を胸部に留置している方はエコーをお勧めします。
最近のトピックス
マンモグラフィによる乳がん検診は20年以上の歴史があり、大勢の女性の命を乳がんから救ってきました。しかし、マンモグラフィは全ての乳がんを発見できる検査方法ではありません。乳腺の組織の割合の多い方(高濃度乳房と呼ばれています)では、病変が検出されにくい可能性があります。 また、検診は健康な方に検査を行うため、費用や不安といったマイナスの側面もあります。検診のメリットとデメリット を理解していただくことが大切です。
当院では、日本乳癌学会乳腺専門医が個別に情報を提供し、相談することで、より安心して検診を受けていただけることを目指しています。集団検診や、職場の検診では得られにくい乳がんに対する正しい知識をお伝えすることもできます。
乳がん検診を何歳から受けたらよいのか、どのような検査を受けたらよいのか、どのくらいの頻度で受けたらよいのか、といった質問をよく受けます。年齢や、身内に乳がんが多いなどの遺伝性乳がんのリスク、乳房の状態によって、また、その方の価値観によって、その答えは一人一人違ってきます。どのように検査を選んだらよいか、一緒に考えていきましょう。