電話 0797- 38-7171
乳腺外科は、乳房に症状がある方の検査、乳がん検診後の精密検査、乳がんの治療・治療後のフォローアップ、などを行う乳腺専門の科目です。
乳腺の専門医・乳腺外科医が外来を担当している、病院・クリニックはあまり多くありません。
当院は、阪神間では数少ない、女性スタッフのみの乳腺専門のクリニックです。 日本乳癌学会の乳腺専門医に、乳房に関する症状を気軽に相談でき、定期検診・精密検査・診断後の治療まで、ワンストップでできることが特徴です。
当院へは、乳がんの罹患が増える30代から60代の方の受診が一番多いのですが、 年齢は幅広く、小学生から、90代の方まで来院されています。
私たちは、乳がんの早期発見のために、迅速かつ正確な診断を行うことを目指しています。最新の機器と医学的な知見に基づいて、日本乳癌学会の乳腺専門医である女性医師が診療にあたっています。また、乳がん診断後の治療に関しても、切れ目なくサポートできるよう、地域の病院と連携しています。
お胸は、女性にとってプライベートなパーツですので、大きな病院を受診するのは抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。
「最近胸に痛みがあって…」「検診で精密検査になってしまった」「身内にがんが多いから心配…」
ささいなことでも、ひとりで悩んでいると不安になるもの。
お困りのことがあれば、まずはご相談ください。
どんな時に受診するの?
乳がんの症状には、乳房やわきのしこり、乳房の痛み・赤み・ひきつれ・凹み・湿疹・ただれ、乳頭の凹み・変形・湿疹・ただれ・かゆみ、乳房の大きさの左右差、乳房全体が固くなる、乳頭からの分泌液、などがあります。
まずは自分の乳房に意識を向けてみましょう。乳房のしこりや痛み、分泌物、皮膚の変化や左右の乳房の違いなど、いつもと違う、気になる症状はありませんか?
乳房に起こる変化は必ずしもがんとは限りませんが、気になる症状があるときは、乳腺外科で詳しい検査を受けてください。乳がん患者さんのうち、乳房のしこりなど、自覚症状をきっかけに乳がんが見つかっている方は半数程度と言われています。
乳がん検診で異常を指摘された方、要精密検査・経過観察となったときは、日本乳癌学会乳腺専門医による詳しい検査をお勧めします。検診では1割弱の方が精密検査となりますが、実際に乳がんである方はあまり多くありません。もし乳がんであっても、できるだけ早期の段階で発見し、治療を開始することで、乳がんで亡くなる可能性を減らすことが期待できます。
症状がなく、乳がん検診を受けたいときはこちらをご覧ください。
どのような検査をするの?
問診・視触診・マンモグラフィ・エコー検査で、総合的に診断を行い、その日のうちに結果をご説明します。
必要に応じ、病理検査(細胞診・針生検など)を追加します。病理検査の結果は後日となります。
費用について
乳房に症状のある方や、乳がん検診後の精密検査は、保険診療となります。かかる費用は、診療・検査内容により異なります。加入している健康保険により1割~3割の自己負担です。
(参考)初診でマンモグラフィと乳腺エコーを行うと、3割負担の方で3,000~4,000円が目安です。病理検査を行うと、追加で2,000~5,000円程度かかります。