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授乳中の食生活をそのまま続けていませんか。
授乳中は母乳の分泌を良くするためにエネルギーをしっかりとる必要がありましたが、卒乳後も同じだけ食べているとカロリーオーバーになります。
妊娠前の食事量に戻し、主食・主菜・副菜のそろったバランスの良い食事をこころがけましょう。
やせたいからといって、極端に食事量を減らしたり、特定の食べ物だけ食べるダイエットはリバンドしやすいだけでなく、必要な栄養がとれず、体調不良や肌荒れなど健康面にも影響がでることがあるので注意が必要です。
このような食事は注意!
□ つわりの時期の自由な食生活を続けていませんか
□ 間食に菓子類、嗜好品をとり過ぎていませんか
□ 「栄養不足」「エネルギー過剰」になっていませんか
□ 自己流ダイエットをしていませんか
□ 外食が続いていませんか
参考:妊産婦のための食事バランスガイド(厚生労働省HP))、臨床栄養ディクショナリー(メディカ出版)
女性ホルモンにはLDLコレステロール(以下LDL-c)が増えるのを抑える働きがありますが、閉経にともない女性ホルモンの分泌が減ってしまうため、LDL-c値が高くなりやすくなります。
LDL-c値が高いのは気になるけど仕方がない、と放っていませんか。LDL-c高値は動脈硬化の危険因子です。これを機に食生活を見直してみましょう。
食生活を見直すといっても、コレステロールを多く含む卵やレバー、タラコなどは食べ過ぎないようにすでに気を付けているという方も多いかもしれません。
しかし、このような食生活をしていませんか。
□和菓子よりも洋菓子、チョコが好き
□魚、大豆製品よりも肉をよく食べる
□糖質オフを意識してご飯は控えめ、おかずをしっかり
□野菜をあまり食べない
□牛乳、ヨーグルト、チーズ、乳製品は欠かさず食べる
これらは一例ですがLDL-c値を上げてしまう食生活です。思い当たる方は、LDL-cを下げる食べ方に変えてみませんか。
参考:更年期からのコレステロールを下げる毎日ごはん(女子栄養大学出版部)
1~2人分の食事のためにわざわざ料理をするのは面倒だと感じている方は意外と多いかもしれません。
また高齢になると、フレイル予防のためにたんぱく質をしっかり摂らなくてはいけないし、と準備だけでなく内容にも頭を悩ませているかもしれませんね。
難しく考えず、まずはこの3つがそろうように選んでみましょう。
・主食(ご飯、麺、パンなど)
・主菜(肉、魚、卵、大豆製品など)
・副菜(野菜、きのこ、海藻など)
料理が負担なら、市販の総菜を利用してもOKです。例えば、
・野菜サラダに、卵やツナ、ささみなどのたんぱく質をプラス
・豚の角煮に、ブロッコリーやきのこなどをプラス
足りないものをちょい足しすることで、バランスアップにつながります。
また、余った野菜とたんぱく質の食材で具沢山の味噌汁やスープにすれば、これだけで立派な一品になりますよ。
今の食事に少し工夫して、簡単にバランス良く食べてみませんか。