当院は、乳腺外科を専門とするクリニックとして、
地域の基幹病院・がん診療連携拠点病院と密接に連携しながら診療を行っています。
乳腺疾患、とくに乳がん診療は、
「すべてを一つの医療機関で完結させる」のではなく、
それぞれの医療機関が役割を分担することで、より質の高い医療を提供できる分野です。
当院では、専門病院と明確な役割分担のもと、
患者さんの診療を継続的に支えています。
治療方針の決定や初期治療は専門病院で行い、
治療が落ち着いた後の外来フォローを当院で引き受ける
という連携体制を基本としています。
当院で診療を継続中は、
などによって、
必要なときに、必要な医療機関へ確実につなぐことを大切にしています。

当院では、病診連携を
単なる紹介・逆紹介の仕組みではなく、
患者さんを中心とした「チーム医療」を実現するための協働
と考えています。
病院・患者さんごとに最適な形は異なるため、
以下の点について、紹介元の病院と十分に共有しながら連携を行います。
画一的な連携ではなく、
柔軟な調整を前提とした連携体制を基本としています。
以下の医療情報を適切に共有し、診療の質向上に活かしています。
これらの情報は、
再評価や検査技師へのフィードバックにも活用しています。
病診連携は、特定のタイミングに限られるものではありません。
どの段階でも、連携の対象となり得ます。
紹介後も当院は継続してフォローし、
必要時には速やかに病院と連携します。
当院では、患者さんを
「受け身の存在」ではなく、チーム医療の一員と考えています。
長期フォローにおいては、
などについて、
医学的妥当性と患者さんの生活の両立を考慮し、
柔軟に対応しています。
必要に応じて、
など、
地域の医療・支援資源を活用した連携も行っています。
当院でのフォローアップを提案された患者さんの中には、
これまで診てくれていた先生から離れることに
寂しさや不安を感じる方もおられます。
当院は、紹介元の先生方が患者さんと築いてこられた
時間と信頼関係を尊重し、
を提供したいと考えています。
病診連携とは、
単に医療機関を変わることではなく、
信頼を次の医療者に託すリレーです。
そのバトンを引き継ぎ、
「乳がんという病気を診る」だけでなく、
患者さんが地域で生きていくプロセスを支えることを
私たちは大切にしています。
変化があれば速やかに病院と連携して対応しますので、
患者さんにも安心してお伝えください。
再紹介の判断基準やタイミングについては、
紹介元医療機関の方針やご要望を尊重し、柔軟に対応しています。
当院の受診が初めての方についても、問題ありません。
紹介状をお持ちであればスムーズに受け入れが可能です。
当院は2020年の開院以来、関西圏の乳がん診療を担う基幹病院・専門病院と連携し、
多くの患者さんをご紹介、また治療後のフォローを担ってきました。
※ 上記以外にも、患者さんのご希望や病状に応じて、適切な医療機関をご紹介しています。
治療中や治療後の期間は、
「次は何をすればよいのか」「この症状は大丈夫か」
といった不安を感じやすい時期です。
当院では、専門病院と連携しながら、
患者さんの身近な相談先として診療を継続する“もうひとりの主治医”
としての役割を担っています。
乳腺専門医が常駐するクリニックと、
高度医療を担う専門病院が役割分担を行うことで、
そのような地域医療の実現につながると考えています。
乳房に関する症状や検診、治療後の経過観察について、
どうぞ安心してご相談ください。
当院は、乳腺外科を専門とするクリニックとして、
基幹病院・がん診療連携拠点病院の先生方と役割分担を行いながら、
乳がん診療を地域で支えることを目的に診療を行っています。
手術や化学療法、放射線治療といった初期治療は病院で、
治療後の外来フォローやホルモン療法、定期的な経過観察を
当院で担う「逆紹介」を前提とした診療体制を整えています。
逆紹介後は、診療内容・検査結果を踏まえ、
病状の変化や再発が疑われる場合には、速やかに再紹介を行います。
患者さんを抱え込むことなく、
必要なタイミングで確実に病院へお戻しすることを重視しています。
地域の医療機関がそれぞれの専門性を発揮し、
患者さんにとって無理のない診療体制を構築することが、
今後ますます重要になると考えています。
当院との病診連携・逆紹介について、
ご不明な点やご相談がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
あいかブレストクリニック
院長 松之木アカヴィア 愛香