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仕事や家庭、健康のことを考える機会が増える50代。でも、そんな中で気になりつつも後回しになりがちなのが「乳房のこと」。
年齢とともに変わる乳房に関する悩みや不安。今回は、当院を受診された50代の女性からよく伺う乳房に関する悩みをご紹介します。
朝、鏡の前でふと感じる、「あれ?最近、胸の張りがなくなったかも…?」
閉経を迎えてから、胸の変化を感じることが増えた。でも、「閉経すれば乳腺は萎縮するって聞いたし、大丈夫かな」。鏡を見ると、「あれ?左胸が少し下がってる?」と気づく。
しこりはないし、痛みもないけど、なんとなく左右差が大きくなった気がする。でも、年齢のせいかもしれないし、病院に行くほどじゃないかな…。
☞ 乳腺専門医からのひとこと閉経後は乳腺が萎縮し 脂肪に置き換わる時期 。若い頃とは違う胸の変化を感じることがあります。ただし、「左右差がある」「へこみやしこりがある」場合は、乳がんの可能性もあるためチェックが必要です。「しこりがない=安心」ではありません。
毎日仕事や家事に追われる。
健康診断の案内が届いたけど、「今年は他の検査を優先しようかな…」と迷う。マンモグラフィーは痛いし、乳がん家系じゃないから大丈夫かな?
☞ 乳腺専門医からのひとこと50代は乳がんの発症率が多い年代。「症状がないから大丈夫」ではなく、「今こそしっかり検診」することが重要です。
最近、ホットフラッシュや気分の浮き沈みがつらくて、婦人科でホルモン補充療法(HRT)をすすめられた。
でも、「ホルモン療法をすると乳がんリスクが上がる」って聞いたことがあって迷っている。
☞ 乳腺専門医からのひとことHRTと乳がんリスクの関係は気になるところですが、リスクは個人差があり、一概に「すべての人に危険」というわけではありません。家族歴や乳腺の状態によっては、安全に使えるケースも。乳腺専門医と相談しながら決めるのがベストです。
久しぶりに友人と会ったら、「実は乳がんの手術をした」との話に驚く。同じ年齢なのに…。
「自分もそろそろちゃんと検診しないと」と思いつつ、「何もなければいいけど、何か見つかったらどうしよう」と怖くて先延ばしにしてしまう。
☞ 乳腺専門医からのひとこと乳がんの罹患は40代から急増。40〜50代の方は、同級生やママ友が乳がんになったと聞くようになります。「怖いから検診を受けない」は逆効果!もし異常があっても、早く見つければ治療の選択肢が広がります。50代こそ、定期的な検診を習慣にすることが大切です。
50代は乳がんのリスクが高くなる年代。
閉経後の胸の変化、気にしていますか?
検診、毎年受けていますか?
しこりがなくても、乳房の形が変わっていませんか?
「なんとなく気になる」なら、今こそ乳腺専門クリニックへ!
当院では、50代女性の不安に寄り添った診察を行っています。